摂食障害【拒食症・過食症・過食嘔吐】の体験談

摂食障害

こんにちは、Natsukiです。
こちらのブログは私が摂食障害だった体験話になります。
摂食障害になったきっかけや、治そうとするプロセスなど、食事との向き合い方などを書いていきます。
まず、結論から言うと、今のところと摂食障害に一度なると、一生付き合っていくことになるのかなと思っています。
自分自身とどう折り合いをつけていくかが大事です。

摂食障害とは

私は摂食障害になるまでは、食べなくなって痩せていくものだろうという認識程度にしかとらえていませんでした。
自分自身は決してなることはないだろうと思っていたくらいです。
それが無縁のものではなくなり、今は食事と身体と毎日向き合っています。

摂食障害は食行動を中心にいろいろ問題がでてくる精神疾患になります。
大きく分けて、2種類でしたが、今は4種類に分けられています。
神経性やせ症(拒食症、神経性無食欲症も含まれます)、神経性過食症、過食性障害、回避制限性食物摂取症があります。
私が経験したことがあるのは神経性やせ症と神経性過食症になります。

神経性やせ症(拒食症、神経性無食欲症)

まず、体重や体型の感じ方が障害されるます。
明らかに痩せていても、それを異常と感じられず、逆にどれだけ痩せていても太っているように感じてしまいます。
痩せるために食事量を制限しますが、その反動として過食する場合もあります。
その場合、嘔吐や下剤の大量使用などによってい、体重が増えるのを防いだりします。
その結果、極度の低栄養状態になり、その反動として過食にはしる場合もあります、

身体症状としてはBMIが15kg/m2未満になると最重度と診断されるそうです。
痩せているのに活発に活動することが多くみられていますが、痩せに伴い次第に筋力低下や疲れやすさをかんじやすくなります。
低血圧、心拍数低下、低体温、無月経、便秘、下肢のむくみ、などといった変化があります。
過食や嘔吐がある場合には、唾液腺がはれたりします。
嘔吐や下剤を大量につかうこによに、電解質異常をきたし、足がつりやすくなったり、腎機能障害になったりもします。

精神面での変化としては、やせの影響でうつ気分屋や不安になりやすいです。
うつ病との併せてなることもあります。
私はうつ病と拒食症に同時になりました。
同時になるとどうしても生活や仕事が難しくなり、支障をきたしやすくなります。

神経性過食症

神経性過食症の過食は大量の食べ物を詰め込むように一気に食べるのが特徴です。
意志の力で止められるはずだと思われがちですが、自分では止められず、コントロールできない感覚が強いです。

また、嘔吐や下剤を使うなど、体重を増やさないための行動がみられ、過食時間以外は絶食という場合もあります。
嘔吐が続くと唾液腺がはれたり、歯の表面が胃酸で溶けたりすることもあり、嘔吐や下剤の副作用でカリウムが失われ、不整脈がでることもあるそうです。

拒食症になり始め

拒食症はダイエットを契機に発症することが多いです。

私も軽い気持ちで始めたダイエットが気づいたら後戻りできないようになっていました。
食事制限は、ダイエットのなかでも気軽に始められて、体重が減っていきやすいです。
その為、体重が減っていくことが達成感や充実感、喜びを得られるので、更に極端な食事制限や偏った食事を追求していくことになります。

私も気軽に、ダイエットを始め、はじめは少しの食べる量の制限から、どんどん食べるものを減らし、最終的にはほとんどカロリーがないものしか食べれなくなっていました。
試したダイエットは、聞いたもの、調べたものを片っ端から挑戦していたと思います。
「糖質制限ダイエット」や「朝はグリーンスムージーで置き換え」、1週間のうち2日は500cal以下とか・・・。

最終的にはカロリーがほとんどなくても食べるという行為が怖くて、どうにかして何か食べようとしても、お腹がいっぱいになることが許せなくなっていました。

拒食と過食

拒食症になった後は、高い確率で過食症へと移行します。
私も例外なく、過食症になりました。

食べないと生きていけないのと、家族や友人から心配もされて、少しずつ食べ始めました。
しかし、食べた後は食べたことにより罪悪感に苛まれたり、ひどいときには吐いていたこともありました。
心配されたくない一心から、家族や友人の前では食べますが、一人の時は食べなかったりと調整したりして誤魔化していたこともあります。
ですが、食べ始めると、徐々に自分で食べる量をコントロールできくなり、お腹がパンパンになるまで食べて、その後吐いてしまっていました。
そのあとは食べたことと嘔吐してしまった罪悪感に襲われなにも食べないようにしたりと悪循環に陥りました。

療養方法

心理療法や薬物療法などがあります。
私は誰かに相談することが恥ずかしいのと、病院に行っても食べなきゃいけないと言われそうでいけませんでした。
私は行くのが嫌で行かなかっただけなので、治療したいと思われている人は病院には確実にいった方がいいです。

運動を始める

まずは運動をはじめました。
うごいたら、カロリーを消費するので、食べたとしても罪悪感を感じさせないようにするためにとにかく身体を動かしました。
この時にヨガも始めました。
ただ、通う事が大変で、その時の体調により、行きたいけど行けなかったりすることも多くはありませんでした。

食べるものを選定する

食べていいものを決めて、食べ始めました。
自分でつくることが一番安心できたので、野菜中心の料理だと特に安心して食べることができました。
カロリーが書いてあるもの、明らかに太りそうなもの(揚げ物や肉料理など)、添加物が多いものは最初は口にできませんでした。

徐々にたべるものを許容していくことで、食べる行為に罪悪感を感じることはクリアしていきました。
そして苦手だった外食も、外食しているときは食べてもよいというマインドを自分の中につくることで、友人や家族との食事を楽しむことができるようになるまでになっていきました。
今でも、食べることが苦痛に感じるものはあるので、そういうときは偏食ということにして乗り切ってますね。
自分自身が快くたべれて、友人や家族と楽しく食べれるなら、偏食ということにしておくことは大したことではないです。

今現在

先ほども言いましたが、今も食べるものは結構選んで食べています。
現在はホールプラントベースダイエット法といって、ヴィーガン中心で外食は自由、タンパク質は多めにとるといった感じです。
栄養バランスがあまりよくないといわれることはありますが、私は心が安心して食べれているなら、問題ないと今は感じています。
友人や家族との食事のときは気にしないでたべれるようになったし、母がつくる料理は問題なく食べることができます。
少しずつ、自分のペースで向き合っていくことが私にとってはとても大事なことだと思っています。

最後に

ざっくり、病気になった経緯、食べ物への向き合いかたを書いてみました。
また、今後特に向き合いかたについては細かく書いていきたいと思います。
何を食べているかも公開できればしていきたいとも思います。

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