Natsukiです。
2024年をもう迎えましたが、年末12月31日のレッスン終了後に、「108回太陽礼拝」を行いました。
ヨガを続けられている方の中では聞いたことがあるのではないかと思います。
108個の煩悩とは
まず「煩悩」とは、仏教の概念であり、一般的には欲望や執着、無知、怒り、妬みなどの人間の心の中に生じる邪悪な要素や迷いを指しています。
仏教では、これらの煩悩が苦しみや生死の輪廻といった問題の根本的な原因とされています。
具体的な煩悩には、以下のようなものが含まれます:
・欲望(貪欲):物質的な欲望や感覚的な快楽への執着。
・怒り(瞋恚):他者に対する怒りや敵意。
・無知(癡):真実を見誤り、迷いや誤解に陥ること。
・嫉妬(慢):他者の成功や幸福に対する嫉妬心。
これらの煩悩は、仏教の修行において乗り越えるべき障害とされ、悟りを得るためにはこれらを断ち切り、心を清浄にすることが重要とされます。
仏教の教えにおいては、煩悩を克服することが、苦しみや輪廻から解脱する道とされています。
煩悩は心の中に潜み、数はが108個があります。
この108個の煩悩が人々を苦しませ、輪廻の中での永遠の流れに縛り付けるとされています。
なぜ108なのかというと、数の「108」は仏教やヒンドゥー教において特別な意味を持っています。
これは、宇宙全体や人間の存在を象徴する数とされ、宇宙の構造や時間の周期性を表現しています。
仏教では、この数が宇宙の全体性を反映しており、煩悩もその一部として捉えられています。
修行者たちはこの数を通じて、心の奥深くに潜む煩悩と向き合い、超越して悟りへと至る道を模索します。
108個の煩悩は、私たちが直面する人間の苦悩や課題を包括的に捉え、克服への道を示しているのです。
108回太陽礼拝とは
つまり108回太陽礼拝とは、108回太陽をおこなって、煩悩を手放しましょうというヨガです。
今回N-YOGAでは希望者はいなかったので、一人で行ってみました。
初めて108回太陽礼拝をしたときは、お正月の三箇日まで普段とはちがう伸びきったような筋肉痛が続きました。
今回はBORN TO YOGの時にしている太陽礼拝バージョンで行ってみました。
※クリックするとYouTubeに飛びます。
数え方は声に出して、1から数えていきました。
後日生徒さんたちに言うと、心折れるといわれましたが、意外とできちゃうものです。
太陽礼拝中は集中力が上がり、動く瞑想のような状態でした。
太陽礼拝後に倒立や後屈などの練習に入りましたが、いつもより身体が動いたような気がしています。
年末だけといわず、定期的にするのも良いかもしれません。
2024年の年末には108回太陽礼拝を一緒にやりたいという方がいれば、クラスとして開催したいと思います。